ポイントは細部にこだわること

英語学習の最初は1つの教材を使って繰り返しシャドーウィングを実施することをお薦めしています。
でも、なぜ一つにこだわるのか、ということを解説したいと思います。

皆様も今までなんだかんだで学校の授業で英語学習はしてきたと思います。
基本は文法中心で、あまり音やリズムにフォーカスしていなかったのではないでしょうか?

TOEICのテストや学校のテストをクリアするには机上の学習が多かったかと思いますが、
英会話には「耳」が必要です。
耳を鍛えるためにはいくつかのステップが必要です。

耳を鍛えるステップ

  • ステップ1:音を識別する

何度か記事に書いたことがありますが、日本語自体は実に母音や子音が少ない言語です。
恐らく海外の言語の発音を聞いた際に違いが判りません。
「あ」という発音だけで海外では5つ以上発音できるのはご存知の通り。

まずはここを認識できるようになる必要があるのです。
ここに拘らないといつまでたっても聞き取れません。
拘って何度も聞き取ってみた下さい。

そして自分で発音をしてください。
自分の発音を録音して聞いてみてください。

一つ一つ音を認識できるようになるまでやりましょう。
ここまでこだわると数多くのテキストをやると苦しくなります。



参考リンク:
https://honkiku.com/issues-in-listening-process/

  • ステップ2:言語として認識する

聞き取れた音を言語化します。
音はつかめても単語として浮かばないと聞き取れないので、過去の単語データベースと結び付けて単語、として認識します

ここで厄介なのが、「リエゾン」と呼ばれる言葉のつなぎです。
[a, an][the]という部分が前後の単語に吸収されたり、子音通しがくっついたりするパターンがあることです。
有名なのは「Thank you」「サンキュー」です。

ここを聞き取れないと突如として言語を認識できず混乱に落ちます。。
文法上はxxのはずなのに、と脳が混乱します。

聞き取るにはリエゾンにこだわる必要があるのです。

参考サイト:
https://eikaiwa.weblio.jp/column/study/pronunciation/english-liaison

  • ステップ3:意味を理解する

ここでようやく意味の理解です。
認識した単語を文法とも結びつけて意味を理解します。
ステップ1、ステップ2を正しく経ていないと、意味が理解できない状態になります。

なので、英語がわからない!という状態もいろいろな意味があるのはその通りで、
まずは音をつかみ切れていないと、結局はわからない、ということになるのです。

まとめ

どうでしょう。この処理を一瞬で脳が処理する必要があるのです。
大量の情報を自分の脳に与えて処理できますか?
私の脳みそはそこまで優秀ではないので、一つ一つなじみのある文章から処理する必要がありました。

なので、一つの教材を重点的に取り組んでいただくことを推奨しています。
ポイントは自分が音やリエゾンを完璧に発音できるか、です。
発音できることは聞き取れます。

単語一つ一つだけでなく、単語のつながりも含めて、本当に音の一つ一つにこだわることで、
最終的に音を脳がとらえて、処理できるように、基本から頑張りましょう。