英語を話せるようになりたいと思った時に何から手を付ければよいか

これから英会話を始める方も、過去に英語学習をやったけれど、挫折したことがある方の悩みとして
何から手を付けてよいかわからない、というお悩みありませんか?

今回はどうすればよいか、ずばりお答えいたします!!

皆様英会話を学びたい、と思った際どんな勉強から始めますか?
発音?文法?リスニング?いきなり英会話?
それとも留学しちゃいますか?

ネットで検索しても様々な英語勉強法があってどれから
やればよいか迷ったことはないでしょうか?
そんな人にずばりお答えしたいと思います。

シャドーウィング」です。

私は純日本人の長期留学経験なしでサラリーマンになってから
英会話を学んで、今では外資系企業で英語をほぼ毎日話して
業務を行っています。※たまにお客様と外人をつなぐ通訳担当もしてます。

なぜシャドーウィングが良いのか、どうやるのか、お勧めの教材は何か、
解説したいと思います。出費はかなり抑えられるのに効果は抜群ですよ。

何から始めたらいいの?

間違ったアプローチ

英会話に必要な要素と言えば一般的に、文法、発音、単語、リスニング、スピーキング、でしょうか。
そのために、文法をやり直す、発音をよくするための教材やレッスンに行く、
英会話学校に行ってみる、オンライン英会話をやってみる、外国の人と会える場所に言って話かけてみる、
何だったら一気に留学してしまう!

こんな方法を取られていないでしょうか?

私も一通りやってみました(笑
効果はないとは言いませんが、結構時間がかかると思いますし、
色々やるとやることが多すぎて途中で挫折してしまいました。。
そして、そこそこお金がかかるので、経済的にもナンセンスだなと。

そこで、少し面倒なのですが、英語をもう少し因数分解してみましょう。

英会話の構成要素

考えると、英語には発音とリズム・抑揚・イントネーションがあり、
そこに意味(単語・熟語)と文法が加わって成り立ちます。
そして、リスニング(インプット)して、スピーキング(アウトプット)で会話を成立させます。

なので、音を知る、意味を理解する、これがまず大前提です。

もうこれだけでやること沢山ですよね(笑)
なので、慌てずに順序よく一つ一つやりましょう。

ふたつの注意点

ここで少し厄介なのが、音に関してです。
英語には「リエゾン」と呼ばれるものがあります。
リエゾンは単語と単語を併せると本来あるはずでは?という音を省略してしまうのです。
例えば、分かり易い例は Thank you! です。
カタカナで書くのはいまいちですが、一つ一つは「サンク」「ユー」が
繋がると「サンキュー」と言いますよね?こういうものが結構あります。

なので、音を学習するときに単語だけ学習しても駄目なんです。
このリエゾンの感覚を一緒に掴まないといつまで立っても音を聞き取れません。
 

学習方法

 xxしながら、聞き流すだけ、という学習方法はお勧めしていません。
子供と大人の脳は作りが違います。
読者のような大人の方々はもう立派に論理的思考能力がついているため、
理屈がないと理解できません。
xxしながら、聞き流すだけ、だと理解していないので、何となく分かった気になるだけです。
しっかりと集中して納得しながら進めましょう。

子供は違いますよ?子供は英語をシャワーのように浴びれば
感覚的に理解して喋れるようになる羨ましい世代です。
独り言を英語で話し出したらもう完璧です。

じゃぁ、どうするの?という意味で「シャドーウィング」をお勧めします。

シャドーウィングって何?

シャドーウィングとは

 聞いた英文をそのまま、音に出して発音する、という勉強法です。
サラッと書きましたが、奥が深い学習法です。

音を掴み、アウトプットをすることで発音の練習にもなり、
かつ、発音したセンテンスも脳にインプットされ使えるようになる優れものです。
総合的に英会話に必要なスキルを学べるのです。

英会話をやろうと思うと、英語を話す場を作ろうと、
いきなりオンライン英会話や英会話スクールにいこうとすると、
上記要素を細かくチェックする仕組みがないので、成長に時間がかかります。
また、いきなり発音だけチェックしてもリエゾンや意味との紐づけができないので、
英会話を話すという意味では最適ではありません。
文法から学びなおそうとすると、テスト勉強みたいになり私だったら嫌になります。
聞くだけですと、アウトプットをしないので学習効率が悪いのと、
例文が多すぎで処理がしきれないと思います。

英会話に必要な要素全てを学習できるシャドーウィングを
特定の教材でやりつくす、が一番です。

ただし、シャドーウィングにも進め方にもコツがあります。
ただひたすら文をシャドーウィングしようとしてもなかなか効率が上がりません。
英語の構成要素を分析しましたので、次にどうやっていけばよいか書いていきます。

大切なのは一つ一つ理解すること

先ほども書きましたが、大人になるとある程度理屈や意味が理解できない
英文自体を理解できません。

なので、最初はまず文章を完璧に日本語で理解できるようになる必要があります。
ここで文法能力、単語能力が問われますが、ここは意外と大丈夫です。
皆様は中学校高校で英語を学ばれてきているはずです。
よっぽど難しいシャドーウィング教材を選ばなければ、ある程度復習したり、
単語を覚えたりすればこの点はクリアできるはずです。
少なくとも、教材にある例文が理解できればまずはOKです。
細かいところは後からでてきたときに対処できればいいのです。

最難関の「音と抑揚」

英文自体を理解したら、問題の「音と抑揚」です。

まず音です。
ご存知の通り、日本語とは母音の数も、子音の数も
圧倒的に違うので、同じ「あ」という音でも複数あるのが英語です。
これを聞き分ける能力が必要になります。

そして「リエゾン」です。
そんな学習今まで経験してきてないですからね。
え?そこの音消えるの?というシーンが何度も。。。
これも理解・把握できるようようになる必要があります。

最後に「リズム」です。
どこの音で強調するべきか、文のどこが強いのか、英語独特のリズムを
把握することから始めます。
東京弁、大阪弁、青森弁、日本にもリズムが違う地域があると思いますが、
英語にも独特のリズムがあるので、理解しましょう。
※英語でも米国式、英国式で、このリズムが異なるのでたまに理解できない、
 聞きづらいのは、このリズムが違うからです。

これらが聞き取れるようになるとほぼ一人前は目の前です。

どうやるの?どれぐらいやるの?

シャドーウィングですが、一気にやろうとしないことです。
数分の例文を最初から一気にやろうとしたらまず途中で挫折するか、
効果が上がりません。
とにかく一つ一つの単語、音レベルで丁寧に上記要素を理解できるように
繰り返し自分で発音しながらやりましょう。
まずは1文を徹底的にやって、次に1節全体、
それを最後の節まで一つ一つ、細かく丁寧にやるんです。

また、教材の浮気はしません。
浮気する以前に一つの文を徹底的にクリアしましょう。
そもそもこんな細かさでやっていたら浮気する暇はありません(笑

とにかく、意味・音・抑揚、完全コピーできるまで繰り返します。

当然途中から例文を見なくても、暗記できているでしょうし、
下手をすると夢にまで出てきます。それぐらいやりつくします。

そして、きちんとできているか確認もしてください。
1週間に一回、1か月に一回、録音して例文と同じように
できているかチェックするのです。

また、実は自分で話せる音は聞き取れている音になります。
逆に声で出せていない音は聞き取れていない可能性が高いです。

どうしても聞き取れない場合は、この「音」対策のためにシャドーウィングとは
別に発音の学習をしてもよいぐらい重要です。
私は1時間のシャドーウィングとは別に30分の発音練習を毎朝途中からやりました。

ボリュームとしては毎日1時間を3ヵ月ぐらい続けて、ようやく慣れてきて、
半年から1年ぐらい経つと、あれ?英語が聞きやすくなったな、話易くなってきたかな、
と感じるようになってきます。
当然勉強時間を長くすれば、それだけ期間は短縮できると思いますが、
仕事に家庭に忙しいサラリーマンは1日何時間も確保できる人は
いないと思いますので、まずはシャドーウィングを中心に学習を計画してみてください。

それぐらい時間のかかる学習方法ですが、この練習を実施しないほうが
英会話をできるようになるには更なる遠回りが必要になるかと思います。

どんな効果があるの?

この練習、実は「英語脳」と言われる構造を作っている作業になります。
英語脳ができると、英語を聞き取れるようになるだけでなく、
英語を理解する(予測する)こと、さらには英語を話したいと思った時に、
どう話せばよいか、というのを一瞬で構造化して話せるようになるんです。

所謂たまに留学生が数か月たったら、英語がすっと入ってくるようになった、
という感覚だと私は思っています。(長期留学経験がないのでわかりませんが。。。)

それぐらい、あるタイミングから各段に英語が聞きやすくなりますし、
話ができるようになります。

勿論、そうはいっても言い回しや、知らない単語もあるので、
完全に聞き取れてはいないのですが、今xxって言ってたけど、
どういう意味?というレベルまで進むことができます。

そうなると、後は単語と表現力を鍛えていくだけですよね。

私は少なくともシャドーウィングを毎日1時間ほぼ3ヵ月程度を
繰り返したころから、なんとなく英語が聞ける、話せるようになってきました。
職業柄、転職エージェントからガンガン連絡が来るのですが、
英語話せる人として、電話越しに容赦ない英会話が来ても
問題ないレベルになり、最後は転職時に社長が外人でも問題なくパスできるようになりました。
中学生英単語があれば、コミュニケーションという意味では成り立つんです。

そして、一度英語脳を作ってしまえば、後は応用編なので、
いつでも英語ができる人、として過ごしつつ、少しずつ
表現力を増やしていけば立派な英語が話せる人になれるわけです。

表現力の増やし方は幾つかあるので、過去のブログを参考にしてもらいつつ、
また別途ブログに書いていこうと思います。

まとめ

如何でしょうか。
英会話を行うにはまずはシャドーウィングから、というのを理解いただけましたでしょうか。シャドーウィングも実に地味になりますが、効率的ですので、細かくとにかく
「こだわって」やってみてください。
何も意識しないで繰り返しても意味はないですよ。

数か月後に皆様の英語力が各段に伸びていることを信じております!

最後にお勧めの教材を幾つかご紹介させていただきます。
中身を見てみて、自分に合う教材を一つに絞って頑張ってみてくださいね。
参考までに私はK/Hシステムで頑張りました。本当に細かく解説してくれているのでお勧めです。

【音声・プログレスシートDL付】究極の英語学習法 K/Hシステム 基本編 (日本語) 単行本

以下は英語耳と言いながらも英語脳を作る練習です。


英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる (日本語) 単行本

最後はタイトル通りですが。。


決定版 英語シャドーイング[超入門]【CD付】 単行本(ソフトカバー)