英単語の効率的な覚え方

本日は英単語の覚え方について。

皆様ご存知の通り、単語力は英語力に直結します。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング
どの能力でも必要になるので、必ず皆様取り組もうとされると思います。

しかし、私もそうですが、やってもやっても忘れるんですよね。。
そして、学習を諦める、というサイクル。

これを打破すべく、記憶する、ということ自体から考えて、
学習する方法をご提案します。

記憶する、という方法


まずは面倒ですが、脳の仕組みについて理解しましょう。
理解した方が学習効率は上がりますよ。
3つポイントがあります。

脳の仕組み


皆様、一度に何個物事を記憶できますか?
英単語に拘らず、何かのおつかいでも構いません。

私は5個が限界です!
買い忘れが原因で嫁によく怒られます。。。

一般的に人間が一度に記憶できることは、個人差はあるものの、
平均7個ぐらいだそうです。

少し脳みその中の難しい話をすると、記憶に携わる機能として、
「シナプス」と「ニューロン」というものが脳の中にあります。
シナプスに記憶がたまり、ニューロンがシナプスを繋げて、
記憶回路のような役目を持って、各記憶を繋いでいくことで、
過去の記憶を思い出すことができる、という仕組みです。

厄介なのは、ニューロンさんは使わないと、シナプスをつなげることを
やめてしまうことです。
使わないならいらないや!とヘソを曲げてしまうんですね。

なので、使っていないと忘れてしまう、というのはこれが原因です。

逆に何度も使っていると、お?これは重要なんだな、ということで
ニューロンさんはずっとシナプス同士を繋げて、記憶をつなげてくれます。

これが、記憶する、という仕組みです。

先ほど平均7個、と言われているのが、短期記憶に辺り、
長い期間に覚えている内容が長期記憶と言われているものです。
なので、英語学習としては長期記憶にいかに単語を記憶しておくか、
移しておくか、がポイントになります。

では、ニューロンさんがヤーメタ、となる時間はどれぐらいなのでしょうか。

数十秒から数十分保持される記憶で、頭の中で繰り返しリハーサルすることで長期記憶に移行する。
出典 三省堂大辞林 第三版

だそうです。

個人差がありますが、なんとほっておくと数十秒で忘れてしまうのです!
そりゃ単語が覚えられないや、となりますよね。

頭は夜中に整理される

もう少し脳の仕組みを考えましょう。
いつ記憶系の学習をすると良いのかわかります。

「朝は思考系のゴールデンタイム、夜は記憶をするゴールデンタイム」
聞いたことがないでしょうか?

朝起きた際は脳がスッキリしているので、アイデアが出しやすく(記憶が整理されてりう状態)、考え事をしたり、重要な意思決定がしやすい、と言われています。
逆に夜は思考系は苦手て、作業系や記憶系といった単純作業を行うのに良いと言われています。

脳の中で何が行われているのか、というと、昼間は起こった事象について、
インプットした情報をシナプスにためておいて、夜寝ている間に整理をしているのです。
夜寝ている間にニューロンさんが取捨選択して、繋げておくのか、切ってしまうのか、判断しています。
朝目が覚めた時に頭がすっきりしている状態なのはそのためです。

なので、短期記憶、長期記憶と合わせると、
一番覚えたいことを寝る前にインプットしておくのが、
一番記憶としては定着しやすいのです。

連想記憶


最後に、もう一つ。
すごく記憶に残っていることって何ですか?

記憶を辿る時、そういえば、あの時こんなことがあったよなぁ、
しかも、あんなこともあったよなぁ、そんでもって、
こんなこともあったなぁ、

といったように、ドンドン話が繋がって覚えていたりしませんか?

なぜか、言葉と同時にその時の天気や、誰といたのか、
場所はどこだったのか、色々と思い出せるのではないでしょうか。

先ほどニューロンさんがずっとシナプスを繋げた方良い、と
判断した場合、そのときに起こった出来事を周辺情報として
色々と持っておくんですよね。

なので、何か記憶したい場合は、その周りも合わせて情報として
記憶した方が長期記憶として保有し続けられる可能性が高いのです。

シナプス(記憶の箱)に単語だけ詰め込むよりも、単語の周りの情報も
一緒に覚えた方が覚えやすい、ということです。

如何でしょうか?
過去の学習の経験からそういえば、、、ということはないでしょうか。

効率の良い学習方法

さて、では脳の仕組みを理解した上で、どう単語を覚えていくと良いでしょうか。

隙間時間勉強法


まずは短期記憶を考えて、何度も繰り返す必要がありますよね。
なので、一つ一つをじっくりやってしまうと、何度も繰り返しができません。
10分、15分で繰り返し学習できる量を自分で見繕って
1日に何度も何度も繰り返し、1日の目標量を決めて取り組みます。

ベストは、1分後、30分後、1時間後、3時間後、6時間後、
12時間後、24時間後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後、
といった区切でテストをしてみて、合格すれば、長期記憶に定着したと
考えて良いと思います。

重要なのは短期記憶から長期記憶に移るまで、繰り返し単語の刷り込みをするのと、
可能な限り1日の最後、寝る前にその日覚えた単語を確認して寝るということですね。
脳の仕組み上、繰り返し+寝る前が1番記憶をし易いのです。

脳にストレスを与える


また、刺激を増やす意味でも、毎回テスト形式で、
覚えている、覚えていない、とチェックを入れるのをお勧めします。
ただ、何となく繰り返しても覚えません。
自分で自分を追い込むべく、1語1語テストと思って取り組んで見てください。

覚えてたら、チェックしない、
覚えてなかったら、チェック、
全部チェックしなくてすんだら、そのターンはOK。

チェックが多くついている単語は自分が覚えづらい単語というのもわかります。

次のチェックタイムに同じことを実施します。

書いて覚えるのも良いのですが、量がこなせないのと、腕が疲れるのが何点です。
音読しながらテストするのも脳への刺激量が増えて良いとおもいます。

併せ覚え方

覚え方について調べたことがある人はよく覚えた単語の同義語、類義語、反対語、を一緒に覚えると良い、と聞いたことがあるかもしれません。
これって、先ほど言った連想して覚えろ、と同じですよね。

ある単語から色々と覚えると良いという意味で、冒頭の同義語、
類義語、反対語も一緒に覚えると良い、という話になります。

また、英単語は1語に複数の意味を持っていたりするので、
単語と意味だけ覚えようとするとどういうシーンで単語を使えば良いのか
中々わかりません。

結論、シーンや文・フレーズで覚えることをお勧めしています。

そういえば、あのニュースでこういうこと言ってたな、
そういえば、あのドラマでこういう使い方してたな、
そういえば、あのテストでこう使ってたな、

単語だけでなく、その背景含めて一緒に記憶しちゃうんです。

そうすれば、連想が効くので、単語の意味だけでなく、使い方まで覚えられます。

まとめ


今回はどうやって英単語を覚えれば良いのか、脳の仕組みから考えて、
お勧めの方法をご紹介させて頂きました。

英単語は筋トレと同じようなものです。
コツコツやれば、必ず成果として現れます。
サボるとすぐに落ちます。

やりがいのある勉強ですが、効率的にやった方が良いですよね。
是非今回の方法試してみてください。

千里の道も一歩から。継続は力なり。
頑張りましょう!