転職を考えたときにやるべきこと

私自身40歳までに、すでに転職を4回も経験している人間です。
父親からは信じられない、と最初は言われていましたが、
最近はそういう時代だ、とようやく認識してもらったみたいです。

皆様は「転職」を考えられたことがありますでしょうか?

理由は幾つかあると思います。
前向きに次の挑戦がしたくなった、給料を挙げたい、
後ろ向きに、人間関係がつらくなった、仕事がつまらない、
色々あると思います。

私自身は新卒からすぐに外資系に就職したことから、
そもそも終身雇用で1社でずっと働き続けることは想定していなかったのですが、
何かしらの「事件」があった時、私は転職を考えました。
そんな経験を基に、転職を考えている方向けに、
「転職」についてまず何からやるか、をご提案させていただきます。

転職すると何が起こるのか

働く場所が変わる
一緒に働く人が変わる
使うツールが変わる
言葉の定義が変わる
名刺が変わる
肩書きが変わる
周りの見る目が変わる(家族・友人・同期・入社する側の人間 etc)
会社の同期が出世競争のライバルでなくなる
(場合によってはその後一緒の会社で働くことでライバルになる可能性はあり)
給与体系がかわる
福利厚生が変わる
Etc

環境面が大きく変わります。

また、心理的には私はこう変わりました。
・自分のキャリアは自分で築く
・自分の居場所は自分で築く
・自分の市場価値を常に考える
・自分のスキルは磨き続けること
・本当の人脈は大切に

自分という「個」で生きていくんだ、という意識を持てたのが
1番変わったことでしょうか。

やるべきステップ

ステップ1ーなぜ転職したいのか

まずは大前提ですが、なぜ転職をしたいのか、を明確にすることです。
ここが明確でないと、自分自身を理解していない、次の職場をどうすればよいかわからない、ということと同義ですので、Whyを5回ぐらい繰り返して、明確にしましょう。
理由は幾つあっても構いませんが、最終的に3つぐらいに纏められると良いと思います。

私の場合は考えてみるといつも以下が理由ですね。
・新しいチャレンジがしたい(好奇心)
・大きな裁量が欲しい(もっと自由を)
・日本のためになるか(社会貢献)

自分の価値観、まで落とし込むことで、どういう環境が
必要なのかわかってきます。

今こういうことをしていて、こういうことができている、
でも自分としてはこういうことが本当はしたい。
なぜならば、XXXという、説明をしています。

ステップ2ー自分の武器を探す

転職する必然性が出てきたら、今度は自分の武器を探します。
その武器が採用する側の求めるものとマッチした方が良いですし、
転職もライバルがいるので、何が自分の武器か、を明確にしたほうが良いです。

・スキル
・経験
・実績
・人脈
・年齢
・やる気
・人間力

この辺りで、自分はここが負けない、という点を
整理しておけば、面接時に色々聞かれても大丈夫です。
残念ながら、自分では武器だと思っていたことも、
それを上回る人が世の中にはゴロゴロいますので、そうい人が他の候補にいた場合は
負けてしまいますが、色々な武器を組み合わせると、
その人にしかない武器が出てくると思います。

自分を信じて棚卸しをしてみてください。

強みに気づけた方、すばらしいです!
弱みしか出てこないよ!という方、ご安心ください。
是非弱みを書き出してみてください。

私もそうですが、人は自分の弱い面はよく気づきます。
良い面は人から言われないと中々気づきません。

なので、自己分析をする場合は弱みはドンドン出てきます。
ですが、弱みも個性の一つです。
弱みを書き出してみて、逆転の発送をしてみてください。

先ほどのアピールポイントの3つも元はこんな形です。
・同じことをずっと続けられない -> 新しいことが好き
・人から何かを言われるのが嫌い -> 言われる前に行動して好きなことをする
・意味のないことはやりたいくない -> 社会に貢献する仕事をしたい

見方を変えるだけで弱みが強みに変わります。
過去の実績に関しても同じように書き出して、ポジティブ面をみてみてください。
アピールの材料になると思います。

ステップ3ー業界調査

自分の価値感まで落とし込めたら、次は業界調査です。
次のステップとしてどういう企業が良いのか調べてみましょう。
知られている会社以外にも良い企業があるかもしれません。
Webでも良いですし、転職サイトに登録するなり、
Linkedinに登録するなり色々と情報のアンテナを立ててみましょう。
世の中には自分の知らない良い企業が色々あります。
また、その業界の知り合いがいれば話を聞いてみるのが、一番有益な情報です。

とにかく外の情報をドンドン集めましょう。
1企業内で働いていると、その企業の周りの情報しか、
とにかく入ってきませんが、業界は色々と動いています。
一度ゆっくりと調査をしてみると結構面白い企業が出てくると思います。

ステップ4ー折り合いをつける

ここまで読んでいただいて有難うございます。
そして、お気づきのかたもいたかもしれませんが、
これって就職活動とほぼ同じことをしているだけです。

しかし、社会人の場合、ここに「実績」が加わります。

学生の就職活動の際はほぼポテンシャル採用です。
自分が欲しいと給料をいただける企業を受けて、
ポテンシャルや価値観を証明できれば採用となりますが、
社会人の場合は、これに事実ベースの「仕事の実績」が確実に加わるからです。

給与や役職の条件面については学生時の就職活動と同じで、
欲しい条件の企業が求める人材であればゲットはできます。

そういう時は以下の考え方を提案します。

・採用側の立場に立ってみる
欲しい給与条件から、どういう人材が必要なのか調べてみる。
採用する側の企業が求める人材を考えてみましょう。

そうすることで、自分のキャリアを棚卸しした際に、
どの実績の話をすれば良いかわかります。

本当にすごい実績をあげた人が欲しくて、自分にはその実績がない場合、
残念ながら、そういう場合は諦めましょう。

平社員からいきなり転職して社長になりたい!と言っても
採用側からみて、誰も納得しないですよね。 

・視野を広げる
業界・業種にこだわりらなければ、現状の実績が役に立つポジションがあるかもしれません。
営業経験者がマーケティングに移ることもありますし、
製造業で働いていた方がコンサルタント会社に転職することもあります。
自分のキャリアを棚卸ししてみて、どの企業がその実績を買ってくれそうか、考えてみても面白いと思います。

・経験を積む期間だと割り切る
自分の価値観を大切にしてください。
これはお勧めしないのですが、条件と得られる経験を天秤にかけて、
経験を積む期間だ、と割り切ることで、条件面のアップを諦めることです。
私は1度だけその方法で条件アップをせず、前職のままで転職をしたことがあります。

・実績を挙げる
とにかく今の会社で実績をあげることが重要です。
実績を積み上げることがキャリアアップの秘訣です。
心身的な問題にならないようであれば、実績が上がらないことを他責にせず、自分のスキルを磨き続けて実績を積み上げることを最優先に考えてみてください。
そのことで、最終的に条件アップに繋がる転職ができるはずです。

ステップ5ーまずは応募

転職活動も「ご縁」です。
採用企業側も採用枠という枠が設けられ、期間も決まっています。
人気企業であればライバルも多いです。

そして、実は一度応募してダメだったらもう2度とその企業に応募できないか、と言ったら違います。

全く同じ職種・ポジションであれば、難しい可能性はありますが、
別の役職・職務であれば、今の皆様の実績が役に立つケースもあります。

企業はポジションで応募するので、応募にあった実績があれば、
過去に受けていても採用されるケースはあります。
※採用後、以前面接をした人とは気まずいかもしれませんが。。

ライバルもいるので、尻込みしている暇はなく、
転職を決めて準備ができているのであれば
即応募して、受けてみる以外ありません。

小さい会社ですと応募から採用まで1ヶ月かかりません。

まとめ

就職活動、転職活動、共に以下の質問に答えられるかどうかです。

「おまえを雇って何かうちの会社にメリットあるの?」

それを過去の経験をどううまく説明できるか、
なぜその企業に就職したいのか、
そのポイントをしっかり抑えれば転職自体はできると思います。
ただ、価値観を正しく抑えないと、転職しても転職先で
文化が合わない、という抽象的な理由で辞めることになると思いますので、
しっかりとWhyを繰り返して考え抜くことをお勧めします。

また、転職ではなく、考えた上で残留することも全然OKだと思います。
活動された結果での残留であれば、今までの仕事の仕方と少しやり方が
変わっていると思います。
なんのために働くのか、これがもう少し具体的になっていると思うからです。

ずっと1企業で幸せな社会人人生を送るのも悪くないと思います。
転職活動を通じて、その人の人生が深みをもてれば、それはそれで良いと思いませんか?

仕事に疑問を持った人は、人生の深みを得るチャンスです。
色々と考えたり、調べたりして、新しい自分を発見してみて下さい。